苗字の話をする前に結婚するに至った経緯をお話ししたいと思います。
結婚するメリットが分からなかった同棲時代
前提として、私たち夫婦は結婚前に同棲をしていました。
もちろんこの先もずっと一緒に暮らすつもりで一緒に住んでいたわけですが、
当時の私は結婚する必要性を感じていませんでした。
当時も今も仕事を辞めるつもりはなく、直近で子供を作る予定もなかったため、
結婚してもメリットがない、今のままでいいと思っていました。
結婚はメリットがないどころかどちらかが苗字を変更しなければならないということは
私にとってとても大きなデメリットでした。
苗字を変更するデメリット
苗字を変更するデメリットは様々ありますよね。
- 手続きが面倒くさい
- 使い慣れた苗字が変わってしまう
- 相手の苗字によっては名前がダサくなる
- 改姓前後で論文などの実績が同一人物のものと分かりにくくなる
私の場合は、私も彼も平々凡々な苗字でしたし、論文も簡単な卒論しか書いてませんので
とにかく手続きが面倒くさい!嫌だ!の1点でした。
どちらが改姓するか決めていたわけではありませんが50%の可能性で自分が改姓すると考えるとそれだけで面倒でした。
彼が緊急入院
そんなある日、彼が病気で動けなくなります。
朝起きた時に意識はあるが体が動かせない、文字通り動けなかったのです。
車で病院に連れていくことも考えたのですが体に力が全く入らない夫(当時は彼氏)を担いで階段をおりることはおろか、そもそも担げない、上半身を起こすことがやっとでした。
数時間経っても力が入らなかったのであきらめて救急車を呼びました。
(というかい時間が経てばなおるんじゃね?とのんきに構えてた私を横目に彼が自分で呼んでました…。)
夫はそのまま入院することに。
当時、コロナ渦真っ只中だったためお見舞いもできず、看護師さん経由で荷物を届けるのみ。
検査を受け、病院に家族が呼ばれ病状の説明があったのですが、
私は法律上、赤の他人ですので同席できず(コロナ渦でなければ行けたかも?)。
病院からの連絡も彼のご両親に入ります。
結婚しないことのデメリットに気づく
幸い命に係わる病気ではありませんでしたが、結婚しないことでデメリットもあると気づくきっかけになりました。
結婚していないと・・・
- 緊急時に一番近くにいる私に真っ先に連をもらうことができない。
- 「家族のみ面会可」などの場合、面会ができない。
一生一緒にいるのであれば大きなデメリットです。
困った…。
結婚へ
そんなこんなで結婚を具体的に考え始め、結果的に結婚することになります。
どちらが苗字を変えるかが決まった経緯を次回お話ししたいと思います。
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